2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

時間--混沌から秩序への運動

これといって更新する予定はなかったのだけど、甲野先生のページを見ていたら、以前書いた http://d.hatena.ne.jp/fkj/20050802あたりの「前後ありといへども、前後際断せり」そのままな話としか思えないたとえが出ていて感動したのでちょいと触れておきます…

瀧口範子『行動主義 レム・コールハース ドキュメント』

他でも書いたことがあるんですが、私はDVDのソフトというものを今年の春頃、生まれて初めてお金を出して買うという経験を持ちまして、それは何だったかと申しますと、一つは及川奈・・・嘘です、一つは冨永昌敬監督の『亀虫』、もう一つが『LANDSCAPE OF ARC…

巣鴨図書館

朝から雨。いったん上がった後、昼ごろ再び強く振る。ちょうどその頃、巣鴨の図書館にいて、(あ、ひっでーめまい・・)、と思ったら地震。午後、一、二時間ほど日が出るもここ二、三週なかった涼しさ。夕、久々に走ったときもそれほど汗をかかなかった。ブ…

フィル・ソロモン『フロイトと作られた記憶』

岩波のポストモダン・ブックスの一冊。ブログなどで見かけようものならすぐさま読む気が失せてしまうくらい薄っぺらな言葉、「ポストモダン」。(そう括られがちな人たちの書くことが薄っぺらというわけではなくて、そんな言葉を出すことで何か言えそうな気…

御巣鷹 沖縄

30過ぎて涙もろくなったとはいえ、先日の引退記念佐々木vs清原なんてものには、甲子園時代から見ていた選手たち(清原なんか西武入団後五年くらい大ファンだった)が、なんか派手に泣いてるの見て、かー・・茶番〜、としか思えないような質の人間なんですが…

さまざまな戦略

夕方、いつも行ってるとことは違うちょっと離れた銭湯に行く。ここ数日よりいくらか涼しい。 そういえば、昼ごろ板橋は大山で雨に降られてまいったのだけど、東武東上線の駅にしてわずか三駅、六分ほど電車に乗って池袋につくとまったく雨の気配無し。 寒気…

fkjの百冊

新潮文庫の百冊、にならったのか本屋のリブロでも似た企画をやってたので自分だとどうなるか、とあげてみました。諸々、再読したくなってきたけど、山ほど手付かずのものが・・・。気持ち悪くなってきた 井伏鱒二「集金旅行」新潮文庫 志賀直哉「暗夜行路」…

井筒俊彦『創造不断』(「コスモスとアンチコスモス」所収)

つい先日、毎年恒例の八社共同書物復権で出ていた井筒の『コスモスとアンチコスモス』を立ち読んでいたら、道元の時間論について書いてあるこの論文に目がとまり、どうしても読みたくなったけど、4000円越えのその値段に、ちょっと買うのを躊躇して、図書館…