猫 恥 村主 美姫 太一
・『子猫をお願い』。わたしのまわりでなんか評判よかったので、近所のツタヤ半額を機に借りてみました（ツタヤ、普段、高ぇーよなあ）。いいです。またも泣きそうです。これお勧め。なんども書いてる気ぃしますが、女の子友情もの、弱いです。「バウンス ko GALS」とか「がんがっていきまっしょい」とか。韓国系のはアクションならアクション、恋愛なら恋愛、とくっきりはっきりしすぎてるイメージがあってあんまり期待してなかったんだけど、かなりリアルコリアになってたんじゃないでしょうか。もちろん実際は知りません。『リンダリンダ』の宣伝でみかけた写真だと、なんでこんな娘が、と思ったペ・ドゥナちゃん、動画になると途端に輝くねえ。『リンダリンダ』観てみよかな。
・昨日、ナイナイサイズ（だっけ？日テレの夜遅くやってるやつ）で、岡村くんが、「昔の恥ずかしいこと思い出して、つい、「ああ〜！」、って声を上げてしまう」みたいなこと言ってて、矢部はじめみんな笑って、そんなんあんただけや、みたいな雰囲気になってたけど、俺もちょいちょいそうなります。24時間、カメラで俺の姿を追ってたら、いきなりわけのわからないところで、ガッ！・・、とか、うわ！、とか言って顔をしかめるとこがあると思うんですが、そういうとき、必ず、昔、ええかっこしようとして失敗し大恥をかいたいくつかのシーンが浮かんできてます。こうやって冷静に思い出してるときはなんともないんだけど、突発的にくると、うあああ・・、と声が出てしまう。前に西村知美がさんまのからくりかどこかで、耳掻きするとセキが出る、といって皆に笑われてたことがあって、そんときも、分かる分かる、と思ったことがある（右の耳はなんともないんだけど、左耳に綿棒とか入れると、げほげほ、となる）。ほんと、マジョリティーってまれな体質を持つ人間に対して嘲笑的で嫌ったらしい。（ほんとはそんなおおげさなこと思ってない）
・女子フィギュアスケートは五輪代表が混沌としてますが、まあ、村主ってすげーな。たぶん、いろんなスポーツ選手の中でも村主って相当上位に入るくらい気ぃ強い娘のような感じがするんだけど、それ爆発してたもんなあ。ジャンプとかそれほどすごくないんだけど、一人、別の競技やってるように見えた。フィギュアで、こんな風にのめり込んだことって、小学校くらいの時に見た、トービル、ディーン組のペアの奴見たとき以来かもしれない。あん時かかってた曲が「ボレロ」で、それっからなんかすごい「ボレロ」好き。ミキティは、インタヴューとか聞いてると、やっぱり、歳相応な娘だよねえ。それで四回転とか飛ぶから応援したくなる。浅田よりちょっと多く苦労しちゃってる分のプレッシャーがありそう。あと、優勝した中野、彼女、スピンの評価が高いそうで、素人目にもなるほど、と思えるのだけど、それより、なんか、ジャンプが他の人と違わない？スピンみたいなジャンプというか、ゆっくり回ってるように見えるというか。回転半径が大きいのかなあ。うわ〜、すげー回ってるぅ〜、ってジャンプなんだよなあ。女子フィギュア、グランプリファイナル、全日本選手権と目を離せませんよ。
・引き続いて山田太一のドラマまで見てしまった。サッカー見て爆天見てフィギュアスケート見て山田太一見てナイナイ見てオンエアバトル見て、俺はなにやってんだ。それはともかく多江さんもでてたこのドラマ。見た人います？。笑っちゃいませんでした。いや、すごかったでしたよ。土曜の夜九時にテレ朝ドラマ枠でSFをやるか、という。しかもなぜか山田太一。昔、どんどん子供に返ってっちゃうって映画も書いてた覚えがあるけど、ある朝起きたら家ごと60年前にタイムスリップって。全然想像してなかったら度肝を抜かれたよ。たぶん再放送ないだろうけど、これから見る気のある人はこれからネタバレしますうううううううううううううううううううううううううううううううううから読まないでね。これでなんとか目に入らないかな。ドラマの最後に、歴史上では空襲を受けないはずのところで空襲がはじまって、中井貴一演ずるところの主人公が、なんでこんなところまで空襲が・・・なんて言いながら爆撃受けて死んでいくんだけど、その目で最後に見たものというのが、なぜか現代の都庁あたりの高層ビル群の残骸。エンディングでこれ見よがしに国会とか小泉とか街の若者のカットなんか入れこんじゃって、あからさまに60年前と現代とを重ねあわせようという魂胆が見え見え。危機感を持つのは悪くないと思うけど、そんなやり方がいいとはまったく思えませんでした。そういう主張的なエンディングにしなきゃ、最高に馬鹿馬鹿しくて面白かったのになあ。残念。岸辺シローのアルバム斬り！
・そしてここまで触れませんでしたが。ショッキングピンク、セレッソ。ベガルタさんも含め、それでも、やっぱり、こういうことが、またフットボールへの愛を深めていくのではないかと。
