なんという日

面倒なんでリンクとかしませんが、去年暮れ、はじめてアーノルド・ミンデルという人のプロセス指向心理学を知り、もうこれしかない!、という勢いで日本のプロセス指向の協会で資格プログラムを受けようとしたところが、相手側(協会サイドの人)からも、もちろん、私のほうからも、どうやら、この資格プログラムに入っていくのが私の「プロセス」ではない(私の人生ではない)、という結論が出てきて、それでも、自分の中で核となる思想と言えばミンデル、ということに変わりはなく、その上で、アレクサンダーのワークなどにも参加していたのですが、この5月5日、6日、7日、の三日間、そのプロセスワークの生みの親、アーノルド・ミンデルと、ほとんど共同開発者とも言って良い奥様、エイミー・ミンデルが来日しワークショップをするということで一応(一応、という程度の思いで)参加申し込みをしていて、それだけはまっているのに、今日までアーニー&エイミーのワークショップについて書いてこなかったのは、期待しすぎてそれほどでもなかったら、あれだしなあ、という一抹の危惧もあったからでして、参加して良かったらその時書けばいいや、と思っていた本日初日・・。

この先、五月五日という日を、何回迎えることができるか知りませんけれど、少なくとものこれまでの人生の中で、五月五日という日を特別と思った日はなかったし、今後も、今日という日を越えるような五月五日を経験をすることはないでしょう、というような日になりました。

具体的なことがらについては、明日、明後日(日付から言うと今日明日ということになるか)の日程が終わってから、書きたいと思っておりますが、とりあえず、今日は、そのワークショップが終わった後、横浜はootany邸にて「おいしいもの会」が開かれ、そこにおよばれしていたことに、なんというありがたさ、という思いを禁じ得なかったことを言っておきたいのでした。

はっきり言って、ミンデルのワークショップでは、ほとんど、「あっち」、というか、「トランス」(変性意識状態)といってもいいような、ぶっ飛んだ感覚の中で、あれやこれやの経験をするわけでして、その中で、以前からある程度「理解」はしていた、(俺って自殺するか発狂するかどっちかだよなあ・・・)、という思いが、全く予想もしてないような遊びの中から析出してきて、ああああああああああ、そっかああああ、そういうことかあああああ・・・・・、と、気付きがもたらされたりしたことで猛烈にのぼせ上がり舞い上がった身体を、ちょっと待て、と現実に引き寄せてくれるのが、本日ootanyさん会にいらっしゃったマイミクな方々はじめとする人たちなのだ、とつくづく痛感したのでありました。

や、ほんと、みなさんがいなかったら、たぶん、もう、手がつけられないほどすごいところに「舞い上がって」(そして消えて)いたと思われるような、ある種の、危なさを抱えているのが、はっきりとわかりました。

思い当たる節ありすぎて、笑ってしまった。

何日か後に、どうせまた書くんでしょうけど、今、確か65歳のミンデルが生きているうち、一度でも直接会う機会があれば会っておいた方がよろしいと思う、と、なんとしても言いたくなってしまう。どうでしょう、今、フロイトユングが生きていて講演をやる、と言ったとしたら参加したくなりません?。なりませんか。じゃあしょうがない。

そんなことはともかく、たぶん、ここ、2、3年のうちで、もっとも贅沢な夕食をいただいてしまった、第三のビール的な食生活を続ける松原でした。